はじめに
一時、高火力モンスターの前に壁モンスターが意味をなさなくなったエグリプトですが、2024年6月現在は新たに「赤ずきん」という壁モンスターが登場したことからも分かる通り、壁モンスターの地位が復活しつつあります。
新モンスターや能力補正がかかった既存モンスターのパッシブで防御力20%以上アップと高倍率が出てきたことに加え、特に大きいのは「サーサ&パンパオ」の登場でしょう。
このモンスターはが持つ次の2つのパッシブスキルは、壁モンスターと組み合わせると非常に強力です。
- 味方1体にHP100%の不死
- 味方1体に40%のリジェネ
私は幸運なことにワタツミを持っているのですが、一時はパーティーから外さざるを得なくなっていました。
「ケンシン・閻魔の面」や「グラビ&アイラ」といった後方攻撃をしてくるモンスターの登場により、壁を越えて後ろのモンスターを倒されるようになってしまったためです。
ワタツミは味方を蘇生するスキルを持っているものの確率発動であり、かつ、現在ほど防御倍率が高くなるパッシブも存在しない時期だったので発動前に倒されることも多かったです。
それが現在は防御陣形のレベルがMAX、かつ防御パッシブの倍率が高いモンスターで固めたことで、CT4のスキル攻撃を十分に耐えられることが多くなっています。
今回の記事では、私がワタツミを壁モンスターとしてアリーナを戦うときの戦略を公開していきたいと思います。
なお、最近(アリーナシーズンバトル7)の順位は500~600程度です。
エグリプト 壁モンスターを使った戦い方
私の考える、エグリプトで壁モンスターを使った戦い方です。
ワタツミ前提になっているので、他の壁モンスターだと若干厳しいところがあるかもしれません。
アリーナ用パーティー紹介
特にバレたところでどうというものではないので、現在のパーティーを公開します。
一時期相手が後方攻撃してくるかどうかで使うパーティーを切り替えていたのですが、現在はこのパーティーで固定しています。
パーティー1
CT3攻撃用のパーティーですが、生き残れば後列が攻撃で活躍してくれます。
パーティー2
防御力を高めることだけを意識したパーティーです。死の宣告耐性が無いところが弱点になっています。
パーティー3
CT5またはCT6攻撃のためのパーティーです。素早さを重視しているにも関わらず、素早さで負けることが多いです。
基本戦略
まず基本戦略です。
CT2のターンまではパーティー1で受けます。
CT3はパーティー1のスキルを発動します。
CT4はパーティー2のスキルを発動します。
素早さに自信があればCT5はパーティー3に切り替えて攻撃したいところですが、残念ながら先手を取られることが多いため、CT5もパーティー2で受けます。運が良ければワタツミは魔法ダメージ耐性の効果を受けているので、その意味でもCT4ではスキルを発動しておくのが効果的です。
次のターンはパーティー3でスキル発動。
さらに次のターンはパーティー1で残りのスキルを発動です。
ここから、パーティー2で時間を稼いだ後、CTが溜まったタイミングでパーティー3に切り替えて攻撃に転じます。
応用戦略
まず、先頭前に相手のパーティーを見て避けるべきパッシブスキルを持つモンスターが入っているか確認します。
敵への後方攻撃付与を持ったモンスターが入っている場合、パーティー2を出す瞬間がそのパーティーのパッシブスキル発動のタイミングと合わないようにします。
敵へのみがわり付与を持ったモンスターが入っている場合、そのパーティーが出てくる瞬間はパーティー1を出すようにします。
相手のパーティー切り替えタイミングですが、最初はパーティー1が出てきます。
CT3以降は、そのCTでスキルを発動できるモンスターが入ったパーティーに切り替えが行われることが多いと思います。
相手のCT5パーティーにCT6モンスターが入っている場合、基本的にはパーティー3は出さずにパーティー2でもう1ターン耐えるか、パーティー1を代わりに出して犠牲にします。
ランキング500位以内の戦いだと、相手のCT6モンスターの素早さが遅いというのはほとんど期待できないです。
改善の余地
現在のパーティーを改善する余地がどこにあるかも考えてみましょう。
まず、レベル100にしていないモンスターが大半です。
これには訳があって、上限解放の書の数に非常に限りがあります。
よって、使うならば個体値が良い個体にしたいので、現在のモンスターには使いません。
例外的にニトロ兄弟・弟はレベル100にしたのですが、それは素早さの個体値が31でかつ正確補正1.1のかかった良個体であるためです。
他に、単純にパーティー3の素早さを上げるというのがあります。
このパーティーは素早さのパッシブ倍率と素早さのステータスのバランスを考えて、できるだけ早く攻撃することをコンセプトに組んでいます。
ですが、残念ながら個体値に恵まれず相手に先手を取られることが多いです。
そこで、今後のガチャではCT5~6で素早さの種族値が高いモンスターが対象となっているときに、良個体値を狙っていくことになると思います。
エグリプト 壁モンスターが避けるべきパッシブスキル
下記2つのパッシブスキルは壁モンスターの耐久性に大きく関わってくるため、これらのスキルを持ったパーティーのパッシブが発動するタイミングは注意が必要です。
- 敵への後方攻撃付与
- 敵へのみがわり付与
後方攻撃付与は、「サーサ&パンパオ」のパッシブスキルが前列の壁モンスターにかからなくなってしまうので、こちらのパッシブスキルが発動前に対峙するのは絶対に避けたいです。
40%という最高倍率のリジェネ、そして倒されても1回は帳消しとなる100%不死という2つが有るのと無いのでは、あまりにも耐久性が変わってきます。
みがわりも危険なスキルです。これを付与されると後方のモンスターへの攻撃がすべて前列の壁モンスターに集まってしまいます。
通常攻撃であればむしろ有難かったりするのですが、アクティブスキル発動のタイミングではそうもいきません。
複数体を対象としたスキルを発動されると、すべてのダメージが前列の壁モンスターに集中することになります。
現在の環境だと、攻撃が集中しなければ1パーティー分のスキルを受け切ることも不可能ではないのですが、後列モンスターの攻撃まで受けるとなるとさすがに不可能に近いです。
ワタツミが壁モンスターである例だと、みがわりを受けていなければ後方モンスターがすべて倒されてもワタツミは生き残ってアクティブスキルを発動し、後列モンスター復活のチャンスがあります。
一方、みがわりを受けているとワタツミは最初の2体ほどの攻撃でいとも簡単に落とされてしまい、さらに、残り3体の攻撃で後方モンスターもすべて落とされるという状況になってしまいます。
以上の理由から、私は「後方攻撃付与」「みがわり付与」の2つのパッシブスキルは非常に危険視しています。
エグリプト 後方攻撃を敵に付与するモンスター一覧
ここでは、敵パーティーにこのモンスターが入っていると味方のパッシブ発動の計画が崩れる危険のある、後方攻撃付与を付与してくるモンスターを一覧でご紹介します。
味方モンスターのみに後方攻撃を付与するモンスターは対象から外しています。
名称 | 素早さ |
---|---|
キキ&ビリー | 120 |
クリスマスリカ・フレイム | 124 |
ケンシン・閻魔の面 | 120 |
強欲のラゴウ・紅炎 | 115 |
強欲のラゴウ・蒼炎 | 115 |
サマーライブ・シアン | 110 |
ネロ | 93 |
バレンタインタマモ | 112 |
ユグドラシルスライム | 120 |
エグリプト みがわりを敵に付与するモンスター一覧
ここでは、敵パーティーにこのモンスターが入っていると壁モンスターのアクティブスキル耐性が弱くなる、みがわりを付与してくるモンスターを一覧でご紹介します。
名称 |
---|
アルババッハ |
ニョルニル&デンキ・チャン |
フオリオン |
プロメテウス&ミートスライム |
ポーラ |
ポクチン |
メカジャイガントロン |
まとめ
後方攻撃、リジェネ、不死、みがわりと、新しい状態変化が増え、自動のパーティー切り替えも備わったことで戦略の幅が広がったエグリプト。
今回は私が壁モンスター(のワタツミ)を使って戦う場合に意識していることを中心にまとめてみました。
エグリプトで戦略を練る参考になれば幸いです。