ぼっちざろっく

アニメ

ぼっちざろっく アニメの感想

友人に勧められて、『ぼっちざろっく』のアニメを見ました。

一気に12話見てしまうほど面白かったので、感想を書いていきます。

このアニメは、

陰キャラ
コミュ障
友達なし

と三拍子揃った高校生が、バンドを組む話です。

事前に聞いた話では、主人公は男の子で、ギターが弾けない状態でバンドを始めて、そこからうまくなっていくのかな?

と想像していました。

実際は、主人公の後藤ひとりは女の子。

ギターは動画配信で多数の登録者がいるほど、かなりの腕前。

という状態からのスタートでした。

最後までコミュ障っぷりは解消されることはないのですが、徐々に周囲の理解を得ていく様子が微笑ましかったです。

ひとりは気が付いたら妄想を始める癖があるようで、その妄想の内容がまた面白い。

私も幼少期内気なところがあったので、物事を過度に深刻に想像してしまう気持ちは分かります。

バンドの話なので当然演奏シーンもあって、カッコいいのですが、それ以外の、ひとりが日常生活で四苦八苦するシーンが共感できて、でも面白かったです。

ぼっちざろっく 原作

『ぼっちざろっく』には原作の漫画があります。

調べたら四コマ漫画だと出てきたのですが、コミックシーモアで試し読みしたら、普通の漫画が始まったので、

え!?違うじゃん

あ、もしかして、これは四コマを元にして別の作者によって後から作られた作品なのか?

とか思ったのですが、そのあとしっかり四コマが始まりました。

四コマ原作のアニメといえば、『らき☆すた』が好きでした。

『ぼっちざろっく』はアニメだけ見てると原作が四コマだとは全然思わなくて、アニメ制作者ってすごなと思います。

ぼっちざろっく 最終回

最終回は、ひとりの長年の願いが叶う回でもあり、内容の濃い回です。

高校時代の文化祭、私はバンドの演奏って今一つ興味がなくて、同じ部活の友達が出ているバンドくらいしか見に行かなかったのですが・・・

『ぼっちざろっく』をはじめ、『けいおん』に『涼宮ハルヒの憂鬱』と、バンドが出てくるアニメって意外とたくさんあって、そういったアニメを見た今がもし高校生だったら、むしろ積極的に見に行っていたと思います。

ボトルネック奏法

『ぼっちざろっく』第12話で出てきた「ボトルネック奏法」。

ギターを全く知らない方向けに、ボトルネック奏法とは何か、書いてみようと思います。

まず、ボトルネックとは、瓶などの口の細くなった部分です。

ちょうど指1本ぴったり入れられる程度の太さなので、その部分を切り取って指にはめて、演奏に使われたという歴史があります。

(現在は、専用のガラスの筒が販売されています)

普通は指にぴったりはまるガラス筒を使うのですが、主人公はカップ酒のカップを使っていましたね。

かなり操作はしにくいと思います。

ギターは左手で弦を押さえることで、音が高くなります。

左手で押さえる部分を指板(フレットボード)と呼びますが、そこには金属の棒(フレット棒)がたくさ並んでいます。

それらは、

ちょうど音が半音分高くなる間隔

で並んでいます。

半音とは、ピアノで言うと、

隣合う白鍵と黒鍵の関係です。

一方で、ヴァイオリンをイメージしてください。

左手で押さえる指板には、フレット棒が並んでいません。

そのため、ヴァイオリンは音の高さを

 

半音単位

 

ではなく、

 

無段階

 

で変えることができます。

 

半音の半分

であったり、

 

半音の4分の1、
半音の5分の1

 

といった、中途半端な高さの音も出せるのです。

ボトルネック奏法では、ギタリストは左手の指にはめた道具(ボトルネック)で弦に触れます。

 

弦を押さえるのではなく、触れるだけ

 

なので、フレット棒は使いません。

ボトルネックを当てる位置は無段階に変えられますので、

ヴァイオリンのように、音の高さを無段階に変えれられるのです。

 

ぼっちざろっく第12話では、主人公は1弦と2弦のチューニングが合わないと言っていました。

チューニングとは、左手で弦を押さえていない状態で、弦の音の高さを正しい高さに合わせる作業のことです。

左手で弦を押さえると、チューニングされた音を基準として、半音単位で音が高くなります。

つまり、チューニングが合わない状態では、弦を押さえた音も、すべて狂ってしまうのです。

フレット棒の位置は変えられませんから、チューニングが合わない限り、正しい高さの音を鳴らすことはできません。

しかし、ボトルネック奏法は例外です。

フレット棒を使わないので、自由に音の高さを調節できます。

仮に、チューニングが合わなくて、弦の音が10分の1音低くなってしまったとします。

通常通り、左手で弦を押さえて音を高くすると、押さえた音も同様に低くなってしまうのですが、ボトルネック奏法なら、弦に触れる位置を敢えてずらすことで、チューニングが狂った状態であっても正しい高さの音を出すことが可能なのです。

ぼっちざろっく 第2期

私は、ぼっちざろっくのアニメをAmazon Prim Videoでまとめて見ました。

 

動画配信サービスは、好きなタイミングで見れるから良いですよね。

録画のし忘れの心配がないのも安心です。

 

第2期があるのか分かりませんが、あったらまたPrim Videoで配信してほしいなあと思います。

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