スカラネット 猶予願 提出方法

生活

スカラネットを使って奨学金の返還期限猶予を提出する方法です。

 

申請の提出時期(期限)は

猶予開始希望月の3か月前から前々月末まで(延滞をしていない場合)

となっています(参考:返還期限猶予制度の申請手続き | JASSO)。
マイナンバーや住所変更の登録などは早めに済ませておき、3か月前になったらすぐに申請を出せるよう準備をしておくことをお勧めします。

 

スカラネットパーソナルのログイン画面はこちらから表示できます。

トップ – スカラネット・パーソナル

登録手続きもこちらから行うことができます。
(多くの方は奨学生になったときすぐに登録を行っているものと思います)

 

ログインに必要な奨学生番号は、日本学生支援機構から送られてきた郵便物をお持ちの場合は、住所と氏名の下に書かれていると思います。
〇〇〇ー○○ー〇〇〇〇〇〇(〇は数字)
の形式です。

事前に確認すること

手続きを開始してから確認しようとすると、ログインを繰り返すことになり二度手間になります(ユーザーIDとパスワードはブラウザに保存できますが、その後の奨学生番号が保存できないので毎回入力が必要になります)。

ここに挙げた以外の確認事項については「同意事項と注意事項」の項に引用しているので、必要に応じてご参照ください。

また、自分の住所氏名電話番号、勤務先等が変更になっている場合も事前に修正が必要です(引っ越しや転職をされた方は注意が必要かと思います)。

要は、申請前に登録内容が現在でも正しいかどうかを再確認しておきましょうということですね。

スカラネット マイナンバーが提出済みかどうか

「個人情報」タブの最初のほう、「氏名等」の欄の一番下に「マイナンバー提出状況」というところがあります。

メールアドレスが正しいか

ワンタイムパスワードの受信に使用するので、事前に確認しておきましょう。

マイナンバー提出状況と同様に「個人情報」タブの「連絡先等」というところで確認できます。

連帯保証人の住所が正しいか

「詳細情報」タブの

連帯保証人詳細内容を開くと確認できます。

スカラネットで猶予願を提出する方法

ワンタイムパスワードの発行

「各種手続き」タブを開きます。

少しスクロールしたところにある「返還期限猶予の手続きについて」の注意事項を開いて読みます。
※画像は2023年5月1日に取得したものなので、必ずスカラネット上で最新の情報を確認してください

 

準備ができたらワンタイムパスワードを発行します。

 

メールアドレスを再確認したうえで「各種手続用パスワード発行」ボタンをクリックします。

 

画面が切り替わるので「各種手続きログイン画面へ」をクリックします。

 

スカラネットの画面は閉じずにそのままにしておいて、別の画面でメールボックスを確認します(件名:ワンタイムパスワード生成URLのお知らせ)。

本文にパスワード生成URLのリンクがあるのでアクセスします。

 

ログイン情報を入力し(ブラウザに保存されていれば自動入力されます)、「各種手続用パスワード発行」ボタンをクリックします。

 

発行完了の画面が出てきます。この画面は閉じてしまって大丈夫です。

 

再度メールボックスを確認すると、ワンタイムパスワードが届いているはずです(件名:ワンタイムパスワードのお知らせ)。

ワンタイムパスワードの入力と手続きの開始

それではスカラネットの画面に戻ります。
画面を切り替えてしまった場合は「各種手続き」タブの「各種手続の処理選択画面へ」をクリックして開きます。

 

まずはメールに送られてきたワンタイムパスワードをコピーして

貼り付けます。

画面に指示に従って次のテキストボックスに値を入力します。
(うまく入力できないと思ったら、キーボードが半角の設定になっているか確認してみてください)

 

画面を一番下にスクロールすると出てくる「送信」をクリックします(「再生成」ではありません)。

 

各種手続選択の画面が表示されます。
下の方までスクロールすると「返還期限猶予願」が出てくるので「次へ」をクリックします。

 

奨学生番号を確認してはいをクリックします。

 

誓約事項を読んだ上で氏名に誤りがないか確認して「はい」をクリックし、「送信」をクリックします。

同意事項と注意事項

同意事項と注意事項があるので引用しておきます。
(2023年5月1日時点のものなので、手続きの際は必ず最新の内容をスカラネットまたは書類で確認してください)

承認結果が書類で通知されない(スカラネット上で自ら確認する必要がある)、適用開始のタイミングを選べない(自動的に「できるだけ早い月」からになる)など、書類で申請した場合とは異なる点があるので、内容をよく理解した上で手続きするようにしましょう。

※注意事項のところにあるPDFのリンクは別のウィンドウで開きますので、安心してクリックしていただいて大丈夫です(勝手に画面が切り替わってログインし直しになることはありません)

同意事項

インターネットで提出ができるのは、マイナンバーをすでに機構に提出済かつ、マイナンバーで情報が取得できる「経済困難(新卒・在学猶予切れ含む)」「生活保護受給中」の願出事由に限ります。
(あなたがマイナンバーを提出済の場合は、スカラネットPS内の「個人情報」から確認できます。)

マイナンバーで取得した情報のみでは審査ができない場合については、インターネットでの提出ではなく願出用紙作成を選択して願出してください。

インターネットで提出を希望する奨学生番号のうち1つでも提出不可となった場合は、全ての奨学生番号について書面による願出となります。

インターネットで提出の願出結果はスカラネットPS内の「各種手続内容確認」で確認してください。
あなたへの願出結果の通知は発送しませんので、必ず上の画面を確認してください。
願出結果の通知発送を希望される方は、インターネットでの提出ではなく願出用紙作成を選択して願出してください。

保証制度が人的保証の方は、連帯保証人の登録住所に承認通知を発送します。願出前に登録住所を必ず確認してください。
(連帯保証人詳細内容は、スカラネットPS内の「詳細情報」から確認できます。)

月賦以外の返還方法(年賦、半年賦、月賦・半年賦併用)で返還している方は、インターネットでの提出はできませんので、「願出用紙」を作成し、必要な証明書を添付のうえ、機構に郵送してください。

注意事項

返還誓約書を未提出の方は返還期限猶予の願出はできません。
未提出の方は返還誓約書を提出後に願出を行ってください。

インターネットで提出の場合は、返還期限猶予が承認可能な「できるだけ早い月」からの返還期限猶予の適用となります。

インターネットでの提出は、願出時点で延滞していない方が対象です。

願出受付は、適用開始月の3か月前からです。適用開始月の4か月以上前の願出はできません。
【減額返還中で返還期限猶予の願出をする場合】
減額返還終了月の翌月が適用開始月となります。
減額返還終了月の振替確認後に、審査結果をお知らせします。
減額返還終了月の3か月前に願出の場合は、審査結果を3か月お待ちいただく場合があります。
【返還期限猶予の継続の願出をする場合】
返還期限猶予終了月の翌月が適用開始月となります。

インターネットで提出した後は、願出内容の変更や取消はできません。

提出

同意事項と注意事項をすべて確認してチェックを付けると「送信」ボタンが押せるようになるのでクリックします。

 

インターネット提出が可能であれば、このように「インターネット提出できます」と表示されます。

 

「インターネット提出」をクリックし、「願出事由」で該当するものをクリックしてから「次へ」をクリックします。

 

確認画面が出てきます。
まずは奨学生番号を確認して、クリックしてチェックを入れます。

 

返還期限猶予は合計10年間までなのですが、ここで残り何年かが確認できました(下線部)。

住所氏名生年月日勤務先の情報などに誤りのないことを確認して「変更なし」をクリックします。

 

最期に、希望の猶予期間と願出自由を選択して「確認」をクリックします。
願出事由は前の画面で選択したものが自動的に表示されるかと思います。
記事の冒頭で触れましたが、インターネット提出の場合、開始年月は「できるだけ早い時期」から変えることができません。

 

最終確認の画面が出てきます。

 

問題なければ「送信」ボタンをクリックします。

受付が完了しました。
審査には3週間程度かかる場合もあるとのことなので、提出から少し時間を置いて確認されるとよいかと思います。

スカラネットの審査結果確認方法

スカラネットで申請の結果を確認するには、「各種手続」タブを開いて「各種手続き内容確認画面へ」をクリックします。

 

申請の種類ごとに、例えばこのように状況が表示されます。

承認された場合は「願出状況」に「承認」と表示されます。
また、「詳細」を開くと承認期間や返還期限猶予可能年月数などが確認できます。

まとめ

日本学生支援機構の奨学金の返還期限猶予願は、以前は書類で提出しなければならず手続きが煩雑でしたが、現在はインターネットからできるようになっていました(たまたまスカラネットにログインしてみて気がつきました)。

操作方法に若干分かりにくいところがあると感じたので、迷われている方の参考になればと記事にしてみました。

どなたかのお役に立っていれば幸いです。

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