レッドシューズ 映画

映画

本日、2023年2月24日に一般公開となった映画、『レッドシューズ』を観てきました。

感想を、できるだけネタバレしないように書くつもりではありますが、どちらかと言うとすでにご覧になった方向けの内容です。

これからご覧になる方は、できたらご覧になってから戻ってきていただけると嬉しいなと思います。

レッドシューズ 映画の感想

事前知識はほとんどなし。
「女子ボクシングの話らしい」という程度の状態で行きました。

 

観る前はスポーツを題材にしているのかなという心持ちだったのですが、観終わってからの印象は、どちらかというと家族の方がテーマだったのかと思いました。

「貧困」や「母子家庭」といった現在の社会を反映したテーマがあり、その中で親子の愛を描いていったのかなあという。ちょっと何を言っているのか自分でも分かっていませんが、ただひたすらボクシングに打ち込んでいるだけではなく、複雑なものが描かれていたように思います。

 

考えさせられるところが色々とありました。

 

 

 

朝比奈彩さんのボクシングをやる姿もカッコよかったのですが、市原隼人さんのトレーナー姿もとても良かったです。
ああ、こうやって選手の限界を引き上げていくのだなあと感心して見入ってしまいました。

お二人とも、大変なトレーニングを積んで撮影に臨まれたことと思います。

 

何回か出てくる試合のシーン。

私も最近、YouTubeの影響で総合格闘技やボクシングの試合に興味を持っていて、テレビや動画で有名な試合を見ることが増えました(ただ、男子の試合中心で女子ボクシングは観たことがありません)。

なので、どれだけ練習したとしても、役者さんが演じる試合がどれくらいリアルに見えるのだろうなというのは事前に考えてしまいました。

 

映画のシーンは、真っ向勝負で殴り合いをする展開だったためか、違和感はほとんど感じずに観ることができました。実際の試合だと、もうちょっとフェイントを使った駆け引きなんかがありそうとは思ったのですが、よけいな描写が無い分試合の流れが分かりやすくて良かったと思います。

切り札をちゃんと切り札にしているのも好印象でした(下手したら切らないんじゃないかっていうくらいでしたものね)。

 

 

エンドロールで関係者の方のお名前が出てきますが、エキストラの人数の多さが圧巻でした。
「え!?そんなに人出てきたっけ?」
と思ったのですが、主には試合の観客でしょうかね。

 

みんなで作り上げた作品で、きっと参加した方たちも公開を心待ちにしていて…

という、映画を作る背景も想像されて感慨深かったです。

 

 

 

観終わってから映画の公式サイトをしっかり見ているのですが、あらすじに意外と多くのことが書かれていました。

それを読んで映画に興味を持つ方ももちろんいらっしゃるのだと思いますが、もし、あなたが読んでいなくて映画に興味を持っているなら、読まずにそのまま観た方が楽しめると思います。

というのは、あらすじを読んでしまうと主人公が抱えている背景が分かってしまうんですよね。
分からず見始めて、少しずつ「そうだったのか!」と明かされていく方が、個人的には面白いのではないかと思います。

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